夏の暑さケアに取り入れたいツボは?|大椎(だいつい)

夏の暑さケアに取り入れたいツボは?|大椎(だいつい)

この記事の監修

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獣医師・鍼灸師
表参道アニマルケア・サロン フローラ 院長
中桐由貴(なかぎりゆき)獣医師

夏に愛犬・愛猫の熱中症リスクが高まる理由

犬や猫は全身を被毛で覆われており、人のように全身で汗をかいて体温を調節することができません。

また、人よりも地面に近い位置で生活するため、散歩中は照り返しの熱の影響も受けやすくなります。

日中のお散歩だけでなく、高温多湿の室内や、短時間でも車内に残されることで熱中症になる危険があります。

屋外と室内の温度差にも気を配りながら、その日の体調をよく観察してあげましょう。

熱中症予防の基本は環境を整えること

熱中症対策で最も大切なのは、暑さを避けられる環境づくりと、こまめな水分補給です。
そのうえで、毎日のスキンシップとして、やさしいマッサージを取り入れてみるのもおすすめです。

  • 散歩や外出は、早朝や夕方以降など涼しい時間帯を選ぶ
  • 室内の温度・湿度を確認し、冷房や風通しを適切に調整する
  • いつでも新鮮なお水が飲めるようにする
  • 直射日光が当たる場所や車内に残さない
  • 暑い場所と涼しい場所を自由に行き来できる環境を整える

暑い日に注意したいサイン

  • 激しいパンティングや呼吸の変化
  • よだれや口の中の色の変化
  • 元気がない・ぐったりしている

熱中症が疑われる場合は、マッサージは行わず、まずは涼しい場所へ移動しましょう。

常温の水で濡らしたタオルや風を利用して体を冷やしながら、速やかに動物病院へ連絡してください。

水を飲めない場合は、無理に飲ませないようにしましょう。

夏の養生に取り入れたいツボ「大椎(だいつい)」

今回ご紹介するのは、東洋医学で夏の養生に取り入れられることがあるツボ「大椎(だいつい)」です。

大椎は首と背中の境目にあり、首を前に倒したときにポコッと出っ張る骨のすぐ下あたりが目安です。

正確な位置が分からなくても問題ありません。

愛犬・愛猫の反応を見ながら、気持ち良さそうにしている場所をやさしくマッサージしてあげましょう。

大椎に期待されること

  • 暑い季節を心地よく過ごすためのケア
  • 夏のリラックスケア
  • 首まわりを心地よくほぐす
  • 暑い季節の体調管理をサポート

やさしいマッサージ方法

  1. 愛犬・愛猫が落ち着いていることを確認します。
  2. 親指の腹で、大椎の周辺をゆっくり円を描くようにやさしく刺激します。
  3. スプーンを使う場合は、角のないスプーンの背(盛り上がっている面)を使い、皮膚をこすらないようにやさしく滑らせます。

マッサージのポイント

  • 愛犬・愛猫が心地よいと感じる力加減を大切にしましょう。
  • ツボを正確に押そうとせず、首から背中の境目あたりをやさしくマッサージするだけでも十分です。
  • 強く押さず、短時間から始めましょう。

Instagramでも動画をご紹介しています

大椎の位置やマッサージ方法は、Instagramの動画でもご紹介しています。
実際の動きが分かりやすくご覧いただけますので、ぜひあわせてご覧ください。

Instagram動画リンク

ご注意

皮膚に傷や炎症がある場合、首や背中に痛みが疑われる場合、体調が悪い場合、触られることを嫌がる場合はマッサージは控えましょう。

また、激しいパンティング、ぐったりする、ふらつき、嘔吐・下痢、意識の変化などが見られる場合は、マッサージよりも冷却と動物病院への連絡を優先してください。

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