梅雨は水分を控えるべき?

梅雨は水分を控えるべき?

この記事の監修

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獣医師・調理師・国際中医師
仙台プラム動物統合医療センター センター長
梅原孝三(うめはらたかみ)獣医師

梅雨は水分がたまりやすい季節

春から梅雨にかけては湿度が高くなり、体の中にも余分な水分がたまりやすくなります。
そのため、むくみなどの不調が起こりやすい季節でもあります。

この時期になると、

  • 「水分は控えた方がいいですか?」
  • 「むくみやすいので心配です」
  • 「腎臓や泌尿器のケアで迷っています」

といったご相談をいただくことも少なくありません。

薬膳では水分も大切な要素のひとつ

薬膳では、水分は体に必要な大切な要素のひとつと考えます。
梅雨は確かに水分をため込みやすい季節ですが、だからといって水分を極端に控えてしまうことが良いとは限りません。

水分不足になることで、かえって体の巡りが滞ってしまう場合もあるのです。

大切なのは「控えること」ではなく「巡らせること」

梅雨時期の水分ケアで大切なのは、水分を控えることではありません。
負担をかけずに取り入れ、しっかり排泄できる状態を整えることです。

薬膳では、体に必要な水分を適切に巡らせることで、バランスを整えていくという考え方を大切にしています。

上手な水分の取り入れ方

水分補給をするときは、一度にたくさん与えるのではなく、少量をこまめに取り入れることがおすすめです。
また、冷たいものばかりではなく、体になじみやすい形で与えることもポイントです。

  • 少量をこまめに与える
  • 一度に大量に飲ませない
  • 体になじみやすい形で取り入れる

こうした小さな工夫が、体への負担を減らしながら巡りをサポートしてくれます。

飲みやすい工夫も大切

水分をあまり飲みたがらない子には、飲みやすい工夫を取り入れるのもおすすめです。
例えば、わんこだしのような旨みのある水分は、自然と飲みやすく、無理なく水分補給を続けやすい方法のひとつです。

少量でも取り入れやすいため、水分補給のサポートとして活用できます。

その子に合った水分ケアを

薬膳では、水分を「どれだけ飲むか」という量だけではなく、「体の巡りとのバランス」を大切に考えます。
腎臓や泌尿器のお悩みがある子も含め、その子の体質や状態に合わせて無理なく続けられる方法を見つけることが大切です。

“控えるかどうか”ではなく、“その子に合った取り入れ方”を考えること。
それが、梅雨時期のやさしい水分ケアにつながります。

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